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偏差値60ってつまりどういうこと?
突然「あなたは偏差値60です。」と言われても模試を受けたことのない高校生はピンとこないと思います。
偏差値の意味を理解するには、通常は模試を何回か受けて自分の得点と偏差値を見比べる必要があります。

ですが、それでは何ヶ月もかかってしまいます。
受験生が偏差値感覚をつかむのは「受験も目前に迫った1月」なんてこともありがちです。

そこで簡単に偏差値感覚を得てもらうための表を用意しました。
偏差値を身近な数値と言葉で大雑把に表現してあります。
※正確性は求めないでください。大体こんな感じだと把握するための表です。

もしも模擬試験の受験生が100人だったら・・・偏差値76以上 0人 ありえない どこでも受かる
偏差値66〜75   5人 超すごい 大抵の大学は受かる
偏差値56〜65  20人 結構すごい  難関校を十分狙える
偏差値46〜55 50人 普通 難関校は要努力
偏差値36〜45 20人 がんばれ 難関校は厳しい
偏差値26〜35 5人 まずい 大学はほとんど選べない
偏差値25以下 0人 困った 大学進学は困難


厳密に言えばこの表はウソです。
そもそも受験生が100人では得点が正規分布する蓋然性が低すぎて・・・
というような話は脇において「偏差値○○ってのは、だいたいこんな感じか。」という感覚をつかんでください。
勘違い続出!合格判定の落とし穴
偏差値から算出される合格判定について、これだけは抑えておいて欲しいというポイントがあります。
合格判定は統計データから導き出される将来予測に過ぎないということです。
例えば6月の模試でB判定が出た場合。
それは「このままのペースで勉強を続けると、7〜8割くらいの確率で合格できます。」ということを表わします。

ポイントは「このままのペースで勉強を続けると」にあります。
現時点の学力で合格できるという意味では全くないということです。
勉強のペースが落ちれば合格は厳しくなりますし、逆にペースを上げていけばE判定(合格可能性20%以下)でも逆転は可能です。

ただし注意が必要です。
受験生は大学入試が近づくほど勉強をがんばります。
例えば6月頃に毎日3時間勉強をしていた受験生は、12月には5時間くらい勉強をするのが当たり前です。
したがって「自分は勉強のペースを上げている」と思っても、他の受験生がそれ以上に勉強時間を増やしていたら、むしろペースが下がっていることになります。
この点には特に注意しておく必要があります。

偏差値は上手に使えば受験を乗り切るための便利なツールになります。
振り回されることなく、冷静に使いこなしましょう。

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