大学偏差値塾
・勘違い続出!合格判定の落とし穴
偏差値から算出される合格判定について、これだけは抑えておいて欲しいというポイントがあります。
合格判定は統計データから導き出される将来予測に過ぎないということです。
例えば6月の模試でB判定が出た場合。
それは「このままのペースで勉強を続けると、7〜8割くらいの確率で合格できます。」ということを表わします。
ポイントは「このままのペースで勉強を続けると」にあります。
現時点の学力で合格できるという意味では全くないということです。
勉強のペースが落ちれば合格は厳しくなりますし、逆にペースを上げていけばE判定(合格可能性20%以下)でも逆転は可能です。
ただし注意が必要です。
受験生は大学入試が近づくほど勉強をがんばります。
例えば6月頃に毎日3時間勉強をしていた受験生は、12月には5時間くらい勉強をするのが当たり前です。
したがって「自分は勉強のペースを上げている」と思っても、他の受験生がそれ以上に勉強時間を増やしていたら、むしろペースが下がっていることになります。
この点には特に注意しておく必要があります。
偏差値は上手に使えば受験を乗り切るための便利なツールになります。
振り回されることなく、冷静に使いこなしましょう。
大学受験ナビ スタッフ
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